アウトドアジジ

2分で読める? アウトドアのアクティビティ、道具、自然に関するブログです。

アクティビティ

フリーソロ

アディクション クライミングを始めて少しずつ 自信をつけてくると挑戦したくなってくるのがフリーソロです。フリーソロはロープなど安全を確保するための道具をいっさい使わずに大岩や岩壁を一人で登るクライミングスタイルです。例えどんなにヘボなクライ…

救助用搬出カゴ

便利なテクノロジー 先日、ハイキングに出かけたのですが、登山口に向かう最後の道路が通行止めになっていました。しかたなく他の所へ予定を変更。幸いよく通ったクライミングエリアの近くだったので久しぶりにちょっと行ってみようということになりました。…

夫婦で登る  

我慢する関係 中高年になっても山登りは一人でもできますが誰かと一緒に登れれば楽しさも倍増するものです。良い登山パートナーを見つけるのは大変ですが、とりあえず簡単につき合ってくれるのが連れ添ってきた配偶者です。普段からお互いに我慢をして相手を…

衝立岩墜落

臨死体験 私は若い頃から山登りを始めたのですが、けして一生を通じて山に没頭してきたという訳ではありません。それでも老齢になれば想い出深い山行をたくさん経験したことになりました。とりわけ青春時代での山の出来事は一生忘れることのない経験です。そ…

年寄りと登山

限界年齢 若い人には興味のない話題です。アメリカのバイデン大統領がスピーチを終え演壇から降りる際に躓いて転んでしまいました。私よりは高齢ですが他人事とは思えません。体力が続く限りいくつになっても好き勝手に山に遊びに行っていいものかと考えてし…

コロナ禍とアウトドア

アウトドア大ブーム 世界を揺るがした新型コロナパンデミックもようやく終焉を迎えたようですが、その発生源は未だに明らかにならず、多くの人がこれからの経済に不安を覚え、政治に不信感を抱いきました。3年間の引きこもり生活はアウトドアの活動にも大き…

北海道の危機

インバウンドの弊害 今シーズン初めにSNSのグループで「スキー場に外国人客がたくさん戻ってきました」という投稿がありました。外資の侵攻が激しい北海道のスキー場のことでしたので「もう北海道は終わりです」というようなコメントを出したら「投稿内容に…

山が遠くなる時

出かけなくなる理由 登山や山歩きを始めてしばらくはあそこに行きたい、ここを登ってみたい、あの景色をこの目で確かめたいなど好奇心が旺盛で毎週末出かけることも珍しくありません。新しい人達との出会いなどもあったりしてほんとに楽しいものです。ところ…

山登りと会社員

人格成長 人は仕事などの経済活動ばかりではなく、いろいろな趣味を通じて多彩なスキルや社会経験を積み重ねていくことができます。その中でも最たるものは登山や山登りではないでしょうか。人との付き合い方から成すべき作業の手順や判断、生活技術にサバイ…

スキー場統合

大企業の思惑 近年のスキー人口の低迷にスキーバブルを経験している世代には寂しい思いをしている人も少なくはないでしょう。この低迷は日本経済の停滞が原因なのは確かですが、さらにコロナや物価高で利用者ばかりではなく経営企業にも大きな影響が出ていま…

登山用語

カタカナ語 ザイル、ピッケル、アイゼンと登攀用具に限らず登山用語は昔からドイツ語が広く使われてきました。私が学生の頃はザイルをロープなどと呼ぶと先輩から「ザイルだ。バカ野郎!」などとどやされたものでした。登山にドイツ語が広く使われるようにな…

山の服装

ベテランの誇示 どの世界でもベテランと称する人たちのこだわりは持ち物や服装で、高価なブランド品や選りすぐられた道具でその地位を誇示しています。厳しい登山やお気楽な山歩きでも山行に適した準備を抜かりなく行い万全の体制で挑むのがベテラン、つまり…

ピッケルの長さ

ピッケルとトレッキングポール いよいよ冬山の季節です。冬山には専用の道具やウエアがたくさん必要になって町のアウトドア店もこれから忙しくなってきます。そんな冬山道具たちの代表といえば何といってもピッケルです。新規購入時に必ず初心者の頭を悩ませ…

冬至の赤岳

ビバークの長い夜 登山中の緊急時にやむなく野営になってしまうことをビバークといいますが、できればなるべく避けたいものです。天候の急変やケガなどで夜間行動が思わしくない時には積極的にビバークに入ることが定説となっています。でもやっぱり、凍えて…

登山家植村直己の青春

青春の証 若い時の苦労は金を払ってでも経験しろとはよくいわれることです。ところが一生を通じて没頭することがまだ見つからない多くの若者たちにとって目的のない苦労は正に苦痛そのものです。山に没頭することで如何なる苦労をもろともせずに偉大な記録を…

山頂に国旗?

国旗掲揚 山頂で必ず見かけるものといえば山名と標高を示した標識ですが、こちらではそこに星条旗がなびいていることがあります。日本の山で日章旗が掲げられていることはあまりないようですが、この国では当然ながらイデオロギーの左右に関わらずこれを不快…

山でお絵描き

究極のリラックスタイム 還暦もとっくに過ぎたような年頃になると、どうもおっくうで体にも精神にも力が出ない日が時々出てきます。当然、山登りなどは行く気がしないし、キャンプでリラックスと考えても準備が面倒で諦めてしまいます。それでもやっぱり外で…

登山でケンカ

大切な山友達 年寄りになると人付き合いがおっくうになってきて、山に行くにも一人が便利という人が多いようです。友人と予定を調整したり、待ち合わせ場所や時間を決めるのも面倒になってきます。とはいえ、やはり気の合った山友達などと出かけるのは楽しい…

穂高岳屏風岩

人工登攀ルート 上高地から穂高岳を目指し、横尾を過ぎていよいよ涸沢への本格的な登りに差し掛かる頃、左手に大きな岩山が見えてきます。屏風岩です。穂高岳周辺では滝谷、奥又白とならぶ日本を代表する本格的な岩場です。スポーツクライミングやジムクライ…

熱中症

水分補給 夏になって気温が上がってくると心配なのが熱中症です。特に私のような年寄りが暑いさなか山歩きなどに出かけたりすればオーバーヒートは必然なようです。若者でも歩いていてどうも力がでない、調子が良くないという時は脱水状態になっていることが…

山好きの条件

山登りライフスタイル 表題写真はほとんど人が訪れることがない山頂での風景スナップです。山頂の標識もなければ三角点も見当たりません。いちおう標高は3千メートルを超えるのですが道のないこんな山に登ってくる人はほととんどいません。日本の山なら人気…

岩稜歩き

スクランブリング 登山や山歩きの難易度を決定する要因の一つとして岩場の通過があります。ロープを出して確保しながら登るほどは困難ではないものも間違って足を滑らしたりすれば大事故につながる可能性もある危険な難所です。このような難所が続くルートを…

春スキーでキャンプ

軽量網目テント 春がきて地元のスキー場はすでに営業終了。この時期になると一度は行きたいシエラネヴァダの山スキーに行ってきました。とはいっても車を降りてシールを付けてそのまま歩き出せるアプローチも容易な山スキーです。一日かけてのんびりドライブ…

ヤクヨウサルビア

歯磨き用葉っぱ 春の季節になると近所の野原にも小さな花々が咲き始めます。咲く花の種類や量はその年の冬に降った雨の量に影響されます。雨の少ない年でも必ず咲いてくれるのがセージの薄紫の花です。みすぼらしい小さな花ですが、群生した場所では上部がほ…

山ラーメン禁止

足利市山火事条例 登山やハイキングに出かけて、山で本格的なコーヒーをいれて飲んだり、ラーメンなどを調理して食べることを楽しみにしている人はかなり多いことでしょう。そんな些細な山での憩いのひと時を禁止する条例が足利市で可決されました。昨年発生…

マイカー登山

180円/1リットル ガソリン価格がこう高騰してくるとちょっと気軽にマイカーで登山やハイキングというわけにはいかなくなりますよね。公共交通機関がほとんどないカリフォルニアではガソリン価格高騰は生活に直結する大問題となってしまいます。アメリカのガ…

スキーと水泳

スキーの魅力 登山やキャンプに魚釣り、山での遊び方はいろいろあるけど還暦をとっくに過ぎた今、つくづく思うのはスキーの魅力です。70歳を過ぎても元気に山を歩く人は少なくはありませんが、心肺機能も含めて関節や筋肉などに支障が出てくると楽しもうとす…

山道具屋のがんこおやじ

テレマークスキー伝道師 先日、テレマークスキー・山スキーの発展と普及に多大な貢献をしてきた北田啓郎さんがお亡くなりになりました。山スキー登山中の体調急変によるものです。心からご冥福をお祈りいたします。北田さんはテレマークとクライミング専門店…

山の不審者

山賊、追い剥ぎ、詐欺師 小学生の頃でした。遠足で初めて山に登った時です。山道で出会う人が気持ちよく挨拶してくるので先生に知っている人なんですかとか聞いてしまいました。町では見知らぬ人に挨拶することはほとんでないので、山に来る人はみんな礼儀正…

登山とラジオ体操

ウォーミングアップ 熟年登山者グループが登山口の駐車場などでラジオ体操をしているのを見かけたことがあるかもしれません。息の上がる登山や山歩きにそなえてのウォーミングアップです。安全登山を願う心の準備にも役立ちそうですよね。急激に激しい運動を…