アウトドアジジ

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スイスアーミーナイフ

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やっぱり便利

 

 

アウトドアを楽しむ時に誰もが必ず用意するのが携帯ナイフです。ただ私の場合は別になくても何とかなるさということで特に大切だとは思っていません。もちろん見つからなくて困ったこともたくさんありますが、絶対にこういうナイフでなくてはならないという特別なこだわりもありません。そういいながら高校生の頃から無くさずに山やキャンプで愛用し続けているのが写真のスイスアーミーナイフです。

 

こちらではちょっとお高いベンチメイドなどの実用フォールディングナイフや逆に折りたたみ不可の本格的なハンティングナイフなどが愛好家には人気があります。もちろんガーバーやレザーマンなどのマルチツールで代用する人も多いです。そんな中でスイスアーミーナイフはどちらかといえば初心者向けでボーイスカウトなどの少年少女たちに広く使われているようです。スイスアーミーナイフはいろんな道具がコンパクトにまとめられていて種類も豊富で、どんな道具が自分に必要なのかを分かっていないと選び出すのがたいへんです。ただナイフも含めて、ハサミや缶切りなどどの道具も中途半端で使いにくいのも事実です。

 

所有しているこのスイスアーミーナイフを使い始めた頃、道具にうるさい友人がビクトリノックスウェンガーかと聞いてきました。スイスアーミーナイフはスイスアーミーナイフでどれもが同じメーカーから作られてくるものだと思っていましたが、実は異なる2つのメーカーが製造していることを知りました。なるほどよく見てみると、本体に印刷されたロゴが微妙に違うことに気づきました。ウェンガー社もビクトリノックス社と同様スイス軍に製品を供給していた正規メーカーでしたが、テロ対策によってお土産ナイフ類の航空機の機内持ち込みが禁止なると経営が傾き、今ではビクトリノックス社に吸収されています。

 

私の愛用しているスイスアーミーナイフはビクトリノックス社製のものですが、大小ナイフ、缶切り、ハサミ、キリ、コルクスクリュー、マイナスドライバー兼栓抜き、毛抜、つま楊枝などがコンパクトにまとめられたものです。確かにどの道具もけして使いやすいわけではないのですが、確実にそれぞれの目的を果たしてくれます。ハサミなど、当初は絶対に使えないと思っていましたが、ナイフでは無理な作業をしっかりとこなしてくれます。長年使ってきたこのスイスアーミーナイフ、気がつけばやっぱり便利。このブログを書いていたら道具にうとい私でも何だか今頃になって愛着が湧いてきました。