アウトドアジジ

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古レンズ

キャノン100mmf3.5



キャンプも含めて登山やハイキングの楽しみはいろいろありますが、写真が趣味で山岳風景や花の撮影を目的に山歩きを始めたという人も多いことでしょう。最近ではスマホでもとてもきれいな写真が撮れるのですが、やはり、あちこちいじくり回して撮影の手順を楽しむカメラが嬉しいですよね。

 

この不格好な組合せがたまらない

風景写真などでは細かい描写でどこまでもカチッとシャープな画像が必要なので最新の高性能デジタルカメラやフィルムなら大判カメラが必要でした。ところが古い街角の写真や人物写真などでは今でも個性的な描写が特徴のオールドレンズを好んで使う人も少なくはありません。表題の写真は60年は昔のネジマウントのキャノン製レンズで撮影したものです。ライカ型の距離計カメラ用のレンズなのでとても小型軽量になっています。

 


肝心の描写力はどうかというと、はっきりいって私にはよくわかりません。時にはシャープに、時には柔らかに、発色もボケ具合も好きなのですが、これについていろいろとウンチクを並べる知識はありません。ただフォーカスリングや絞りリングを回すのが楽しいのと、何といっても小型設計であることが気に入っている理由です。小さくても本格一眼レフカメラと同じ撮影感覚が味わえるのです。4/3デジカメに装着すれば登山用にすこぶる便利です。

 

最近は何でもスマホで便利に済ますことができるようになりました。写真もスマホなら撮影から画像の管理まで時間や手間がかかることはありません。ただその分、いろんな事で本来の楽しさが随分と失われてしまったようです。初めてカメラを手にした時、写真好きだった父がレンズの外し方からカメラのかまえ方まで詳しく手ほどきしてくれたことを今でも懐かしく思い起こします。スマホでは親子の交流も途絶えがちになってしまいます。

 

 

*心配だったオリンパスのカメラは別会社となって最近新製品も発売されたようです。

midoriiruka.hatenablog.com

www.olympus-imaging.jp