アウトドアジジ

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スント9 心拍ベルト

これって本当?

 

運動や睡眠など生活習慣のトラッキングとその管理に便利なのがエクササイズウォッチやスマートウォッチです。それら機能の要となるのが心拍数の測定です。運動量や運動強度、カロリー消費量、疲労度、睡眠の質など、ウエラブルのディバイスで得られる健康データのほとんどが心拍数の測定を基準としています。

 

心拍数の測定に便利なのが光学式の測定機能です。時計の裏側に装備されたLEDで血流を読み取り心拍数を測定するものです。最近ではイヤバッド式の製品もあるようです。時計のように腕につけるものは振動などによって測定値が安定しないことが多いので、胸部に着用して正確に心拍数を測定できるベルト式を最近購入しました。ベルト式は病院で使われる心電図の測定機器と同じ原理で、心臓からの微妙な電位をとらえる仕組みです。

 

運動能力や体力を知る上で重要なのが最大酸素摂取量なのですが、ベルト式を着用して5キロほどのジョッギングを何回かして出た結果が表題の写真です。実は時計にもともと装備されている光学式でも同じような結果が出ていました。還暦をとっくに過ぎて古希に近づいている老人の最大酸素摂取量が41.9 ml/kg/min、体力年齢が37歳となっています。最大酸素摂取量の正確な測定は少なくとも心拍数が上がらなくなる限界まで運動強度を高めていかなければならないので、この結果はあくまでも予測データとなります。

 

ベルト式ならもっと現実的なデータが表れるかとも期待しましたが、過去の記録を見てみるとジョッギング時の平均の心拍数は光学式でもほとんど同じでした。ただやはり所有している時計の光学式では上下動が大きく、運動強度に応じて正確に反応する数値を得ることができません。インターバルトレーニングなど効果的に心肺機能の向上を目指す人や、心臓に何らかの問題をかかえて運動する人などには胸部着用のベルト式がベストなようです。

 

37歳の体力年齢が嬉しいのは当たり前なのですが、年寄りになってしまっているのは現実です。ジョッギング中に調子が良いからとちょっとスピードを上げたりするとすぐに足がツリそうになります。昨年から続く右臀部の鈍痛は治まる気配はありません。何といっても柔軟性の失われた体全体の筋肉の強張りはあらゆる動作を緩慢にしてしまいます。そんなジジイの話は面白くないという若い人は今のうちに元気にしっかりとアウトドアで遊んでおいてください。

 

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