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レッドレンザー ML6

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テント照明

 

レッドレンザーのランタンを購入しました。ML6という暖色LEDの製品です。パッケージにあるルメーン数値は最大で750となっています。これはブースト時の数値ですがさすがに明るいです。一番低い設定では200時間使えることになっています。優れたデザインで吊り下げたり、磁石でくっつけたり、三脚を利用したりできる280グラムの充電式小型ランタンです。

 

ML6が特徴的なのはそのレンズで、マイクロプリズムテクノロジーでまぶしさを抑えて効率的に明るい照明を提供してくれます。その特殊なレンズのおかけで他製品によく見られる不格好な反射板が省略されていても器具下方を効率よく照らしてくれます。もちろん赤橙や点滅の機能もあって、さらにスマホなどのUSB充電も可能です。ベースなどを除いた本体は13センチほどで、少し持ち重り感はありますが山にも問題なく持っていける大きさです。

 

私が山でテント泊をするようになった何十年も昔は、野営時の証明といえばロウソクが主役でした。雲母の風防がついた折り畳み式のロウソクランタンが便利でよく使われていました。私もどういういきさつで所有していたのか覚えていませんが、雲母がペラペラと剝がれるのが面白くてテントの中で遊んでいたことを思い起こします。その後、ガスカートリッジ式の軽量ランタンが表れてその明るさに驚愕したものでした。乾電池式のものはまだまだで、便利な充電式など考えも及びませんでした。充電式を可能にしたLEDの登場はまさにイノベーティブ、山道具の発展史でも革命的な出来事と言えるでしょう。

 

山で使うヘッドランプやランタンなどの照明器具を選ぶ時に悩んでしまうのが乾電池式か充電式かの選択です。LED照明になってからは乾電池でも十分長持ちするし、長期の山行では予備電池を携行する方が充電式よりは何かと便利なようです。週末の2、3日の山行では乾電池の使い残り容量に心配のない充電式に分がありそうです。購入したML6が本格的な登山で(この年齢ではその機会もあまりなさそうですが)どれほど頼りになるかはまだ不明ですが、災害時には十分にその役割を果たしてくれそうです。将来、開発が進む個体電池が利用できるようになればアウトドアの照明もさらに便利になっていくことでしょう。

 

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