アウトドアジジ

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スキーキャリア

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クアットグリップ4


スキーに行くにはやっぱりマイカーが便利です。コロナ前には毎シーズン日本へスキー旅行に出かけていましたが主な移動はJRを利用していました。海外に長年居住しているとかなりお得なJRのレールパスが利用できるからです。当たり前なことなのですが、それでもたまにレンタカーなどを使うとやっぱり車は便利だと実感してしまいます。

 

イカースキーで問題になるのはどうやって長いスキーを運ぶかということになります。大型のSUVなどを利用しているスキーヤーも多いことでしょうが、小型車や大型車でも多人数の時などはやはりスキーキャリアやルーフボックスが必要になってきます。メーカー純正から格安サードパーティまで種類は様々ですが、まず自分の車にどれがとりつけられるか、そしてやはり高価な値段が問題になってきます。

 

スキーに限らず自転車やカヤックなどのルーフキャリアでアメリカの市場をほぼ2分しているのがスーリーとヤキマの2社です。詳しい事情はよく分かりませんが、ひょっとしたらこちらでは運輸局の厳しい安全規制などがあって新規参入が難しいのかもしれませんね。車メーカーの純正キャリアもこれら2社の製品に対応している場合が多いようです。私の所有しているマツダ車も純正のベースはスーリー対応となっています。もっとも2社とも互換性が高いのでどちらでもほぼ問題がないのが実情です。

 

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CX30はリアゲートがガバっと開くのでキャリアを引き出せると便利に使えます。スキーがぶつからないようにゲートの開閉具合を低く調整できますが、調整すると開閉口が狭くなって殆ど使い物になりません。


ここで私がベースと呼んでいるのは、車の屋根に取り付けるためのクリップとタワー、そしてクロスバーです。これにスキーや自転車に適応したキャリアを取り付けて運ぶことになります。ベースやクロスバーは新車に初めから搭載されていることもありますが、そうでないとどの部品が合うのか選択するのが面倒になってきます。車の屋根の仕様にはレールが付いているもの、レールと屋根の間に隙間があるもの、ボルトで直付できるもの、何もないものなど様々です。いずれにしてもかなりの出費を覚悟する必要があります。

 

昨年購入したマツダのCX30はかなりの小型車で、170センチのスキーでさえも車内積載が不便なのでしかたなくルーフキャリアを購入しました。ベースは結局、スーリーやヤキマよりオンラインで格安に購入できるマツダ純正品。スキーキャリア自体はちょっと高価ですが造りが素晴らしいクアットのグリップ4という機種にしました。他の荷物もたくさん積めてスキーが汚れないルーフボックスも検討しましたが、夏季の保管場所などの問題もあり諦めました。日本では中華製も含めて多くの種類が発売されているようで選択肢も広いですよね。

 

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