アウトドアジジ

2分で読める? アウトドアのアクティビティ、道具、自然に関するブログです。

ランニング用小型ライト

 

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アンフィポッド

ヴァーサライトプラス

 

シューズだけで楽しめるランニングやウォーキングですが、最近ではいろんな道具が発売されています。夏から秋になって日が短くなってくるとランニングや散歩に欠かせないのがライトやリフレクターです。冬になっても早朝や夜間に走ったり散歩したりする人も多いので必須のアイテムとなります。 

 

アウトドアの用品において画期的でイノベーティブな道具は何十年に一度ぐらいしか登場しないものですが、LEDのライトは正にそのうちのひとつです。豆電球に乾電池というシステムがLEDに充電池へと、さらに高機能で超小型軽量化へと進化しました。特に明るさの度合いはここ数年で格段に向上して、このアンフィポッド製の小型ライトでも60ルーメンとなっています。数字は控えめですが実際は100ルーメンくらいの明るさで十分遠くを照らしてくれます。ちなみにルーメンの計測は米国規格協会などによって定められているようですが、アウトドアで使用するヘッドランプなどに特化して共通したガイドラインが存在しているわけではないようです。

 

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アンフィポッド社はランニング用のハイドレーションシステムや反射ベルトなどを製造している会社ですが、ヴァーサライトのシリーズは明るさの度合いでミニ、プラス、マックスの3種が発売されています。赤色LEDや点滅の機能も備えています。ウルトラマラソンや夜間のトレールランニング用ではないので並外れた明るさや長時間使用できるものではありません。

 

私が購入したプラスは25ドルほどであくまでも視認性を高めるためのライトです。もちろんその目的でこの秋に使い始めたのですが、これが登山やキャンプにすこぶる便利なことがわかりました。クリップが付いているので帽子につけたり、ポケットに入れておいてもまったく気になりません。暗くなってキャンプ場に到着してもヘッドランプなどをあちこち探す手間がはぶけます。使用時間が90分ほどとかなり短いのが難ですが、もともと非常用に使うのだし明るさも十分です。

 

最近は日の短い季節のハイキングでもヘッドランプを持たずにスマホで間に合わせてしまう若者達も少なくはありません。確かに肌見放さずに持ち歩いているスマホで何でも解決できてしまうのは便利なのですが、スマホをかざしてジョッギングをしたり山道を歩くのはとても快適とは言えません。テクノロジーの進歩でアウトドアで使う多くの道具が超小型化、軽量化してきました。ひとつの目的に特化した道具を上手く応用して使っていくとアウトドアの遊びがもっと楽しくなるようです。