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ガラガラヘビ

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ガラガラヘビ

 

ヘビが大嫌いな人は男女を問わずにたくさんいます。筋骨隆々のなんでも平気な男性がヘビだけは絶対に苦手ということも多いです。そんな人が自分の腕ほどもあるようなガラガラヘビに遭遇したらきっと気絶してしまうことでしょう。

 

春先の野山を歩いていると普段は会うことのほとんどないヘビに時間帯によってかなりの数出くわすことがあります。そのほとんどがガラガラヘビです。春先の間、まだ朝晩は少し寒いので爬虫類たちは動かずに物陰でじっとしていて人目に触れることはありません。ところが日が昇って暖かくなるといっせいに日当たりの良いハイキング道に出てきます。夏の季節には元気にガラガラを鳴らすのですが、この時期は気温もまだ低いので動きがかなり緩慢です。タイミングが良ければそろーりそろーりと道を横切るガラガラヘビをなんども目撃することになります。

 

写真のヘビは標高のある山道でトグロを巻いていたものです。じっとしていて微動だにしませんでした。トグロを巻けば少しは温かいのかもしれませんね。もっとも冷血動物は自分で熱を作れないからトグロを巻いても暖かくなるわけではないのでは?ウィキペディアによれば、ミツバチなどは固まって羽を動かすことで巣を温めることができるそうです。種によって体温調節の仕方は様々で、そのため最近では冷血動物ではなく変温動物と呼ぶそうです。

 

ガラガラヘビはかまったり驚かしたりしなければほとんどの場合攻撃してくることはありません。それでも出会ってしまうとあんまり気持ちの良いものではありません。たまにはやたら大きいものも出てくるのでほんとにびっくりしてしまいます。最近遭遇したものは頭を上げて近づいてきたので思わず後ずさりしてしまいました。やっぱり注意が必要なようです。