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マツダCX30

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今時ガソリン車?


CO2問題や5Gの普及で急変しつつある自動車業界です。この時期に新車を購入するにはためらいがあるのも事実ですが、15年乗った燃料食いトヨタハイランダー(クルーガー)を諦めて思い切ってマツダのCX30を購入しました。かなり小型のクロスオーバー車となります。

 

雪道や地道を走ることになる山やスキーのアプローチでは四輪駆動車が便利で、スバル、トヨタの四駆車を乗り継いできました。こちらで生活を始めた当初は荷物がたくさん積めるマツダトヨタピックアップトラックを乗っていましたが、乗り心地では乗用車にかないません。近年ではSUVなど多目的車の選択肢が増えたのですが、先細りのガソリン車やハイブリッド車にするか、発達途上の電動車にするか新たな選択課題が発生しています。もう本当の老人になりかけているし、前車のように十数年以上も運転し続ける訳ではないので長年培われた技術で信頼性の高いガソリン四駆車としました。

 

マツダ車というと以前はフォード傘下にあって少し問題もあったようですが、最近はアメリカでも車の満足度第一番に選ばれて、多くの根強いファンがマツダを支えています。今回購入したCX30は最新第7世代のプラットフォームをベースとしたデザインの美しい車で日本でもたいへん人気があるようです。外観ばかりではなく基本となる走りも素晴らしく、最新の電子安全機能もベースモデルから満載となっています。嬉しい四輪駆動の選択もありアメリカで大人気のスバル車と対等、またはそれ以上のパフォーマンスが期待できます。

 

CO2削減政策とガソリン価格の高騰でガソリン車はますます肩身の狭い状況になってきましたが、原料、生産、廃棄まですべてを考慮すればまだまだ電動車より部があるようです。高い技術が積み上げられたクリーンなガソリン車やディーゼル車は利便性、適応性、信頼性においては現在のところ電動車の比ではありません。

 

持続可能な移動手段として各国の政府が後押しする電動車の普及ですが、マーケットを無視した政治のゴリ押しで広く消費者に受け入れられるとはどうも考えられません。かつてカメラもフィルムからデジタルへと大きな変革を果たしましたが、これは多くの消費者が経済的で便利に使えると判断したためです。町の小さな写真屋さんから世界をリードしたカメラメーカーまで大きな犠牲が払われましたが、実際に商品を使う消費者が選んだ変革の道筋だったのです。電動車の普及もガソリン車をはるかに超える利点を消費者が認めて初めて広く普及することになるでしょう。

 

CO2排出がほんとうに気候変動に大きく影響しているかは別問題として、燃料食いのハイランダーから小型SUVのCX30に乗り換えれば電動車ではなくてもかなりの削減貢献をしていることになります。スキーもそのまま中に入らないほどの小型車ですが、きびきびとカチッとした走りを存分に楽しめます。ちなみにアメリカ仕様車は2.5リッターエンジンで、今年からターボ仕様も選択肢に加わりました。今回購入したのは嬉しい日本製と思いきや残念ながらメキシコ製、メキシコ政府の多国間契約により有利にグローバル化が進められることから新工場を設立して生産を始めたとのことです。

 

 

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*新車のうちにエンジンルームの写真でも撮っておこうとボンネットを開けると中からコロコロと転がり落ちるものがありました。発見したのは石のように乾燥して固まった動物の排泄物。複数個あり誰かが意図的に投げ込んだ物のようです。メキシコの労働者が投げ込んだものか、試乗者がいたずらしたものなのか、コロナで試乗は客のみとなっていたのでその可能性はぬぐい切れません。あるいは本当に動物が侵入して排泄したものか、アメリカでの買い物は常にアブナイので返品サービスが当たり前ですが、車ではそうはいきません。

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