アウトドアジジ

2分で読める? アウトドアのアクティビティ、道具、自然に関するブログです。

アクティビティ

サマータイム(夏時間)

秋のつるべ落とし 夏が終わり秋が深まってくると心配なのは夕暮れの早さです。夏の間は7時や8時まで余裕で行動できた山登りも、あっという間に日が暮れてあせってしまったことも1回や2回ではないはずです。アメリカではほとんどの州で夏時間の制度が実施さ…

西上州叶山

桃源郷の廃屋 西上州の山々は奇怪な岩峰と深い藪で関東周辺に住む山好きの人たちには通好み山域として知られています。奥多摩や丹沢、奥武蔵や奥秩父のような人気はなく、名が知れているのは石灰岩のクライミングで有名な二子山くらいでしょう。その隣にある…

山岳ガイドの資質

プロガイド廣瀬憲文 山岳ガイドの草分け的存在で長年にわたって活動を続けてきた廣瀬憲文さんがこの夏、穂高岳でお亡くなりになりました。かつては涸沢テント村の村長さんとして親しまれ、半世紀は通ったと思われる穂高岳での事故でした。私自身はもう何十年…

入山の自由

日本人の道徳心 山好きグループのSNSを眺めていると「山に人が多すぎて何とかしなければなりません」という投稿を時々目にします。心無いハイカーや登山者が多く訪れてゴミが散らかり、登山道の整備などにも負担が増し自然環境の破壊が進んでいる、これから…

憧れの北鎌尾根

北鎌尾根と高瀬ダム 加藤文太郎や松濤明の壮絶な遭難で名が知れた北鎌尾根です。北アルプスの槍ヶ岳へ突き上げる急峻な尾根で登山や山歩きをする人には憧れのルートです。まだまだ若い学生時代に当時よく一緒に山に出かけた友人とそのルートをトレースしたこ…

韓国インスボン

異文化交流 何十年も昔の話です。韓国ソウル郊外のインスボンへロッククライミングに出かけました。当時、日本はフリークライミング黎明の時代で日和田山女岩のオーバーハングがフリーで登られたり、小川山に次々と困難なフリールートの開拓が始まった頃でし…

山動画

動画投稿 天気や仕事の影響で山に行けないことはよくあることで次回のチャンスに期待してしまうものです。体調が思わしくなく延期してしまうこともあります。山に行けない時に行った気分にさせてくれるのがユーチューブなどの動画投稿サイトです。道具物もた…

ロサンゼルスの高尾山

老ハイカーの誇り 東京でもっとも人気があって多くのハイカーが訪れるのは高尾山ですが、私が暮らす南カリフォルニアのハイカーたちに最大の人気を誇るのがボルディー山です。いわばロサンゼルスの高尾山で正式名称はサン・アントニオ山、3千メートルの高さ…

シニア登山

年寄りの冷や水 何十年も前の学生の頃でした。当時よく一緒に山へでかけた友人と奥多摩のつづら岩へ岩登りの練習に行った時でした。2、3本登って休んでいると通りかけた老紳士ハイカーが話しかけてきました。しばらく言葉を交して別れ際に「これからは君た…

ロサンゼルスでスキー

人工雪 温暖な南カリフォルニアのロサンゼルス近郊でスキーができるのを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。11月の終わりには都市部から2時間ほどの近さでいくつかのスキー場が営業を始めます。ロサンゼルスは広大な盆地で3千メートル級の…

極寒キャンプ

マイナス15度 久しぶりに寒い所でキャンプをした時の写真です。マイナス15度から17度くらいの気温でした。日本ではこれぐらいの気温になる冬のキャンプではほとんどの場合雪上キャンプとなりますが、シエラネヴァダの山麓では雪がないのが普通です。乾燥した…

スマホハイキング

ハイテク登山 近年のテクノロジーの進歩は目まぐるしいものがあります。私は海外に居住しているのですが、移り住んだ当初の日本との連絡手段は手紙か高額な国際電話、ファックスが使えるようになって随分と便利になったと感じたものでした。さらにパソコンが…

乗馬ハイク

エクエストリアン 近郊の自然を歩いていると時どきこんなものが道端に転がっています。どう見ても廃棄物で目的を持って設置されたものには思えません。ところが実際は牛や馬の飲水を貯めておく物のようで、整備された公園ではしっかりと水が満たされて用意さ…

余市岳

ゲレンデ山スキー 目指しているのは北海道の余市岳です。昨シーズンに古い友人たち数人で滑ってきました。昨シーズンはまれに見る雪不足で営業不能や営業しても数日で閉鎖してしまったスキー場もあったようです。暖冬による雪不足、さらにシーズン後半には新…

入山料徴収

立派な道標 しばらくぶりに 近郊の山へ出かけてみたら山頂に真新しい道標が立っていました。鉄板に文字を打ち抜いた立派なもので、これなら強烈なカリフォルニアの日差しや冬の風雪に長年耐えてくれることでしょう。ただ貧乏性なのでいったいいくらかかった…

東京オリンピックの弊害

伝統的ロッククライミング 延期になった東京オリンピックですが新種目として注目を浴びているのがスポーツクライミングです。来年開催されればクライミングのさらなる普及に大きな貢献をすることになるでしょう。クライミングを楽しむ人が増え、関係業界がう…

山岳図書のベストセラー

ガイドブック 初めての登山やハイキングでは多くの人が知り合いの誰かに連れて行ってもらったことと思います。何の様子もわからずについて行ったものもきっと楽しい時間を過ごせたことでしょう。中には初めから自分で下調べをして出かけていった人もいるでし…

オリンピアン城戸俊三

ルビドウ山 ロサンゼルスの東、リバーサイド市にあるルビドウ山は400メートルほどの小山です。頂上には大きな十字架があってフリーウエイからも確認できます。一方通行の自動車道が通じていて以前は車で上ってこれましたが、現在はその車道がそのまま遊歩道…

テレマークスキー

マイナースポーツ 夏もようやく終わりが近づき、秋が来て冬が忍び寄ってくる季節になります。冬の間は雪の少ない南カリフォルニアでスキーばかりやっているのです。スキーばかりといってもシーズン15日も滑れれば良いほうで、これぐらいではちゃんとしたス…

ハイキングの定義

槍穂登山はハイキング? 新型コロナ騒動がある程度落ち着いてきたので久しぶりに山に出かけてきました。といっても登り3時間、全行程5時間弱の山行です。若者なら走って2時間で登れる山です。それでも3000メートルの標高で冬には雪も積もります。急登…

登山教室

安全のための技術 ロッククライミングの技術を習う初心者向け講習会のヒトコマです。写真は参加者の一部で、たくさんの人が楽しくクライミングの技術を勉強しました。全員ヘルメット姿です。最近は自転車やスキーなど多くのスポーツでヘルメットをかぶるよう…

ヨセミテのハーフドーム

初心者ルートと上級者ルート 山に登る時にどのルートから登るのかでその山の印象もずいぶんと変わってきてしまうものです。同じ頂上でも歩いて自力で登ってきた時と、車やロープウェイで上がってきたのでは満足度も大きく違ってきます。同じように、登りやす…

落とし物

山とスマホ ほんの少し前までは物事のすべてが紙に記録されていました。それがパソコンになり、そしてスマホに進化して、今ではほとんどの作業がスマホで可能となりました。最近はパソコンは持たずにスマホだけで済ます人がほとんどです。スマホには多くの個…

残骸

残骸 野山を歩いているといろんな物に出くわします。何時間も登り続けた山腹に飛行機の残骸を見つけたこともあります。自動車の場合はそれほどインパクトは強くないのですが、なぜこんな所にと不思議に思ってしまうのがこの車です。 残骸の車は1946年製ダッ…

雪山

雪山 3年前、北海道へスキーに行った時の写真です。バックカントリースキーといってリフト設備のない山を自力で登って滑る山スキーを楽しんだ時の写真です。昨シーズンは驚くような雪不足でこのような景色は望めませんでした。この年はいつものように豊富な…

ひとやすみ

ひとやすみ 両足の間にある汚らしい靴は何の靴か分かりますか。ロッククライミングに使う専用シューズです。靴底にはとても滑りにくいゴムが貼り付けてあります。これを履くと吸い付くように岩を登ることができます。クライミングは今度の東京オリンピックで…

サンディエゴの飛び込み台

サンディエゴの飛び込み台 サンディエゴ郊外の丘陵地帯にある小山の岩です。人が乗っても大丈夫なようでこの上で記念写真を撮る人もいるようです。でもちょっと怖くて近づけないですね。 道路脇に車を停めて舗装道を登り始めますがとても急です。舗装道なの…